この記事について
子どもが生まれたら、最初パパは何をすればいいのか?生まれてすぐ育休って取る意味あるのか? 本記事では3児のパパであり育休取得中の筆者の経験をもとに、生後1ヶ月の間でのパパの役割を解説してます。
子どもが生まれる前のパパ・生まれたら育休を取ろうと思っているパパ必見です。〜前編〜
妻の出産直後のパパは必見!!
〜特に短期間(5日〜1ヶ月程度)の育休を取るパパ
さて、この記事を読まれる方で出産間近の方、まずは無事に出産されることを願っております。また、出産直後の方、おめでとうございます。
早速ですが、この記事では、生後1ヶ月くらいの間で、パパがやるべき事について記載したいと思います。
パパの皆さんにおきましては、お子さんの出生直後に短期間(5日〜1ヶ月程度)を取られる方が多いように感じます。(本記事一番下のの余談参照)
足元ではコロナウィルスの影響もあり、在宅で勤務しながら、奥さんをサポートされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
”子どもが生まれたら、良いパパになるぞ!!”
”せっかく育休とったし、子育て頑張るぞ!”
と意気込んでいるパパこそ、出鼻を挫かれてしまう可能性があります。1ヶ月で重要なのは育児よりも家事です。
つまり、子どもより、妻に目を向けるべきです。
育休中 生後1ヶ月でパパがやるべき事はズバリ ”家事” + ”妻の気持ちのサポート”
育休のタイミングでパパは家事をマスターすべし
産後の妻の体力は相当弱っています。出産のダメージを交通事故に例える場合もあるほど。この体力で、家事をするのは難しいです。育児よりもまず、問題なく暮らせるレベルまで家事レベルを引き上げることを目指しましょう。いずれ、育児のウェイトが重くなってきますが、育児も家事も一人前にこなせる人材の方が、家庭の中で役にたつポジションにいられるのは明らかですよね。
ママにお伝えしたいのは、この時点でのパパの失敗は暖かく見守りましょう。各家庭の家事のルールや方針をパパと確認しながら、パパを育てた方がいいです。その方が、上記の通り、育児のウェイトが高くなってきたときに、家事もしっかり任せられるので、絶対役に立ちます。
僕も、ドラム式洗濯機の洗剤の量とか、ちゃんと理解していませんでしたが、やり始めてわかりました(笑)個人的な感覚で言うと、料理はある程度慣れが必要ですが、料理以外は割とすぐできるようになると思います。
床掃除(掃除機・拭き掃除)、トイレ・風呂掃除、洗濯(洗う・干す)・買い物・ゴミ捨て、あたりは基本として確実にできるようにしたいですね。
また、可能であれば、産まれる前の比較的余裕のあるうちに妻と家事については確認した方がいいですね。
お腹さすって話しかけるのも大事ですが、家事しましょ!!
出産直後のママは外出もできない・・・話す相手もいない・・・
もう1点、出産後、妻は1ヶ月ほど外出できず、家で過ごすことになります。
またその期間は、他人との交流がかなり少なくなります。今はコロナで在宅勤務の方も多いかもしれないですが、例え在宅勤務でも、仕事の話や、近所での買い物で人とのやりとりなど、それなりに交流があるものですが、それすらなくなります。
まして、第一子であれば、慣れない子育ての中で、です。
そんな時に、まともに話せるのは、パパだけです!!
繰り返しますが、育児の不安、出産疲れ、ホルモンの乱れ・・・状況がとにかく違います。これまで話を聴いていた人も、これまで以上にしっかり聴く姿勢を見せましょう!
育休中は口に出すよりも ”やってみる”
また、もし解決策を伝えたい場合は自分自身のできる範疇でやれることがないか探しましょう!!それが一番コントロール可能で、現実的な解です。その中で大変さを分かち合いましょう。
言ってしまいがちなNGワードあげときます!
「散らかってるねー」→ 掃除する
「食器たまってるよ」→ 洗う
「赤ちゃん泣いてるよ」→ おむつか、抱っこか、ミルク
「うんちしたんじゃない?」→ おむつ替える
「ご飯まだ?」 → 作る(妻の分もね)
(批判するつもりなく)思ったことを言っても、気になるものです。グッと堪えて、行動しましょう。
少し長くなりましたので、後編で ”育児” でパパができることと、さらなるプラスアルファとして、先を見据えた家の準備について記載しようと思います!
それでは。
後編はこちら
余談 育休取得状況
育休の取得状況について調べてみたところ、厚生労働省の調査では平成27年度で、育休をとる男性のうち、5日未満が56.9%、8割以上が1ヶ月未満。(取得タイミングが言及されていないですが、おそらくほとんどが出産直後からの育休取得かと思います。)
3児を育てている身からすると、第一子の場合パパの育休は2ヶ月目以降に取得するのも、かなり有効だと思いますが(下に理由は記載してます)、会社に申請する建前上も、”生まれた直後から休む” というのがわかりやすい育休なのかと思います。
ちなみにそもそもパパで育休を取る人は平成30年度で、6.16%だそうで、、、まだまだ育休取得に課題ありますね。今後は男性も産休取得が可能になるとの話もあるようですね。
この辺りは、育休の普及(育休がただの休みにならないように)に向けて ”どこで育休を取るべきか” 論を是非国や企業にも検討してほしいですね。
(参考:厚生労働省 https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/meeting/consortium/04/pdf/houkoku-2.pdf)
コメント