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幼児がTODOリストを使うメリット・デメリット【廣津留流実践結果】

この記事について

地方公立→ハーバード合格で有名な廣津留すみれさんがやっていた、TODOリストを3歳の息子が実践。実際に3歳でもできるのかを検証。3ヶ月やってみて分かったメリット・デメリットを紹介。パパ・ママ必見です。

目次

TODOリスト活用による5つの効果

地方公立→ハーバード合格で有名な廣津留すみれさんの親である、廣津留真里さんの本には度々、子育てにもTODOリストを活用すべしとの内容が記載されています。その中で、”世界基準の子どもを育てる成功する家庭教育 最強の教科書” によると

①時間管理が上手になる
②脳内整理とマルチタスク力がつく
③達成感と自己肯定感が得られる
④「しつけ」をしなくても親の悩みが解決する
⑤自分の得意と個性が伸ばせる

世界基準の子どもを育てる 成功する家庭教育 最高の教科書 (廣津留真里)より抜粋

と記載されています。(詳細は是非本を手に取ってもらえればと思います)

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うちの子どもは3歳でTODOリストを活用し始めました。TODOリストを採用した理由としては、上記に書いてある効果のうち、③と④が大きな効果として得られるのでは?と考えたからです。

いかに実践結果を記載しますが、③、④の効果に対して、どうだったかという点に着目していますので、参考にしていただければと思います。

TODOリスト活用の結果

結論から言うとできました。
③の達成感・自己肯定感、④の「しつけ」をしない、と言う点もいい感じに思います。
メリット・デメリットについては後述したいと思います。

我が家のTODOリストのやり方

我が家のTODOリスト。B5ノートに手書きで書いています。シールを貼るのも、指先訓練になって良いです。
もちろんエクセルとかで作ってもOKですね(英語についてのツッコミはご容赦を・・・)

我が家では最初ホワイトボードに書いていたのですが(すみません、その時の写真が残っておらず・・・)、ホワイトボードだと1週間分しか書けず、「どれだけ積み上げてきたか」がわからない状態でした。

ですので、今はノートに書いています

タスクは英語で記載しています(英語のご指摘はあるかと思いますが、ご容赦を)。こちらも廣津留さんの本を参考にしています。

タスクの決め方ですが、「すでに結構できるもの」「まだできないもの・できて欲しいもの」を意識して入れてます。気持ちよくTODOをこなして欲しいので、後者が2つか、3つくらいが良いのではと思っています。

うちの場合、「8時に寝る」「ご飯を全部食べる」「制服をハンガーにかける」が、今身につけて欲しい習慣です。これ以外は普通にしてればチェックがつく項目になっています。

タスクを設定する際には、子どもとちゃんと話し合いました。もちろん、親からの提案のタスクではありますが、本人も納得(これができたらいいよねって思える)したものにしています。

ちなみに、ホワイトボード時代が2ヶ月くらいありました。その際に「顔を洗う」「歯を磨く」、「幼稚園の手紙をママに渡す」のタスクがあったのですが、習慣化されたため、上記の「ご飯を全部食べる」と「制服をハンガーにかける」に入れ替えました。

翌日の朝に、前日の項目をチェックして、シールを貼る方式にしています。(シール貼りも指先トレーニングになって良い!)毎日やっているので、項目は英語でちゃんと本人の頭に入っているようです。寝る前に、「Go to bed at eight o’clockだ」って言って一応ベッドに行きます(ここから寝ないんですけどね笑)。

TODOリストのメリット

正直メリットが多いと思います!

1.「しつけ」いらず!!

まず、④の「しつけをしない」から書きます。朝忙しい時間帯に、ついつい「顔を洗いなさい」「歯磨きしなさい」と言ってしまいがちでしたが、TODOリスト化してから言わなくなりました。その代わりに、朝のTODOはなんだっけ?と、問いかけます。それで、自発的に子どもがやるようになりました。

ほんと、「〜しなさい」ワードは親の体力も消耗しますよね・・・これを言わなくていいだけ、相当助かります。

2. 達成感・自己肯定感が得られる

③の達成感・自己肯定感についてです。タスクを決める際に、よく話合ったので、子どもの中で「これをやらなくてはいけない」と言う意識が芽生えているように思えます。そして、やったことに対して、きちんとチェックをつけると言う作業をします。これが良い。続けていることが一目瞭然になるため、「やった」感がかなり出ます。

もちろん、TODOリストなんて作らなくても、「やりなさい」と親が言い続ければ、やるようになると思います。ただ、できるようになった時に、できて当たり前でしょ?と言う雰囲気になりませんか?

TODOリストだと、「できていない」 は、チェックできないので、自分でわかるようになります。(ちなみに、できなくても やりなさい とは言っていません。できない日は、”お手伝い” or ”やらないこと” を認めています)一方で、簡単なことでも「できるようになった」点は自然とフォーカスされます。これが子どもにとってすごい自信になると思いました。

「顔洗う」や「歯磨き」も、こんなに連続してできたね!もう名人だね!!チェックなくてももうできるね!と褒めてあげることで、子どもは自信を持って次のタスクにとりかかれています。

3. 内省力がつく

これも良い傾向だと思います。上述しましたが、自分でできたか、できなかったかを振り返る行為をします。これって、なかなか幼児でできることじゃないと思うんです。

うちの子は、「今日は疲れちゃったから出来なかったけど、明日は頑張る」みたいなコメント残すんですが、なかなかやるなあ、、、と思いますね。”なんで出来なかったのか” を親が聞かなくても自分で考えることは、この先、GRID(続ける力)を伸ばしていくことにも役に立ちそうです。

デメリットについて

デメリットです・・・

1. 親はそれなりに工数をさく

一番のデメリットはこれでしょうか。うちはノートに記載していますが、ノート作成にも時間がかかります。また、子どもと向き合って、話をしたり、毎日チェックさせたり、、、細かな時間ですが、必ず向き合うことが必要なので、工数はかかります。


2.なぜ、それをすべきか? が抜け落ちやすい

例えば、「歯を磨く」であれば、多くの親は「虫歯になるから磨きなさい」と言うのではないでしょうか?この、”虫歯になるから” と言う本来の目的が抜け落ちやすい気がします。単にタスクをこなすだけ・・・となるのも、思考が停止しているように思えます。(いちいち言わなくても、チェックするためにやる という事態が起こり得る)

なので、最初のタスク設定の際に、どうしてこのタスクを設定するのか?これによって何が得られるのか?と言う点はしっかり話すべきたと思います。

これくらいでしょうか。個人的には、メリットが圧倒的にデメリットを上回っています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?子どもだからと言って、あれしなさい、これしなさい と言うのではなく、子どもが自発的に取り組めるよう、TODOリストを是非活用してみて欲しいです。

廣津留さんの書籍についてレビューを書いていますので、よければ参考にしてください。
本のリンクも貼っておきますので、気になった方は是非お手に取ってください。

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