この記事について
この記事では意外と見落としがちな、子どもの感覚、とくに触覚について意識的に遊びにとりいれるやり方を記載しています
物を触った感覚をきたえるとともに、どういう物か説明することで、客観的な説明感覚も養うゲームを紹介
もちろん成長するにつれて色々な知識や表現力が身についていくと思いますが、
小さいうちに色んなモノがどんな感触をしているか意識して確かめ、それを表現することで
指先の感覚を鍛える、かつ表現力も身につくとおもいます
今回紹介する「これなんでしょうゲーム」は超簡単かつほぼお金もかからず!です
その割に、こどもも喜びますよ!!
ぜひ取り入れてやってみてください!!
幼児の感覚遊び これなんでしょうゲーム概要
・概要:目で見ずに、手の感覚だけで箱の中にある物を当てるゲーム
・対象年齢:2、3歳
・成長要素:言語、論理・数学、五感
・準備物:30cm×30cm程度の箱(大きな布なども代用可)、当てる物(野菜がオススメ)
・準備時間:1分
・遊び時間:15分くらい
幼児とする感覚遊びの準備
準備は一瞬です!!
30cm×30cmくらいの箱を用意してください。
この箱に物を入れて、手で触って、感覚で何かを当て遊びなので、物が入ればなんでもいいです。
箱がなくても大きい布でも可能ですよね。
(目をつぶれば、正直箱すらいらない感ありますが・・・)
触った感覚で当てるものを探す
さて、箱が用意できたら、当てる物を探します
これは断然、野菜・くだものがオススメ!!
食育も含めて、普段食べている物を改めて触ってもらい、どんな形なのか、どんな感触なのか、どんな大きさなのかを感じてもらいましょう
特に、野菜やくだものは食べるときはカットされた状態だと思うので、皮がついた丸ごとの状態って
意識しないとなかなか触る機会なかったりしませんか??
こどもにとっても新鮮だと思いますよ!
また、ちょっと固いものや、普段身近にあるもので、
・おもしろい触感(ざらざら、さわさわ、ぎざぎざ、つるつる)
・特徴的な形(とがっている、まん丸、多面体)
のものがあればそういったものも取り入れると面白いと思います
当てる遊びで終わらず、“言葉”で表現する
さて、ただ答えを言うだけだと簡単ですし、面白みがありません。
ここで、言葉でどんな物かを表現してもらいましょう!!
- 質感 ざらざら、ゴツゴツ、ツルツル、トゲトゲ、ボコボコ
- 大きさ 手より大きいか、なんの大きさに近いか、何センチくらいか(単位がわかれば)
- 形 丸いか、四角いか、角があるか、突起があるか
- 硬さ 硬い(カチカチ、密度の高い)、柔らかい(弾力がある、ふわふわ)
- 温度 冷たい 暖かい
- 重さ 〇〇くらい重い/軽い、何グラムくらいか(単位がわかれば)
こんな感じでしょうか。
子どもからなかなか表現が出ないと思いますので、“どんな形?”、“どんな大きさ?” などなど、最初はサポートしてあげると良いと思います。
これによって、客観的(感じ方は主観ですが・・・)に物を捉えて伝える練習になりますよね。どうしても、“当てるゲーム“ と言うと、答えをすぐに言いがちですが、答えがわかったとしても表現させることで、一歩踏みこんだ学びがあると思いますので、ぜひ取り入れてみてください!!
また、それが子どもに問題を出してもらうのも良いと思います。
その場合は、すぐに答えを出すのではなく、是非、どんな物か表現してあげてください。
それを聞いて、また学んでいくはずです!
幼児の感覚遊び ぜひやってみてください!
いかがでしたでしょうか。
めちゃめちゃ簡単な遊びですが、結構学びがあると思います!
特に、珍しい野菜を買ってみた時(ゴーヤーとか面白い)、や普段調理された状態でしかみない野菜やくだもの(ちょっと痛いけどパイナップル、メロンとかも面白いですね)でやってみると面白いですね。
是非お試しあれ!
コメント